Masahiro
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デートDVとは

デートDV(ドメスティック・バイオレンスの略)とは、恋人間で起こる暴力のことです。

交際中の親密な関係にあるカップルの間で、一方が他方に対して繰り返す暴力のことを指し、
大人の恋人同士だけでなく、中学生、高校生、大学生などの若い恋人同士の間でも起こります。

デートDVの5種類

身体的暴力

体に直接危害を加えること。殴る、蹴る、つねる、噛むなどの行為。殴るふりなども含まれる。

精神的暴力

「異性と話すな」「バカ」「ブス」などの暴言・無視・脅しなどによって相手の心を傷つけ、支配しようとする行為。

性的暴力

避妊をしない。同意のない性的行為の強要や、性的な言動の強制。拒否できない状況を作ることも含む。

経済的暴力

学生が払えないようなプレゼントを要求する、デート代をいつも支払わせるなど、経済面で相手を支配する行為。

社会的暴力

交友関係を制限し、SNSやスマホを監視・制限する行為。行動を逐一報告させることも該当する。

デートDVの数値

現在、交際経験のある10代の約3人に1人がデートDVを経験しているという状況があります。
そのため、学校現場では早い段階で生徒自身が気づき、適切な関わり方を学ぶ機会をつくることが求められています。

デートDVの被害割合

学校でデートDV予防授業を行う必要性

1

学校内でのトラブルの未然防止

交際関係の中で起きるトラブルを早期に予防・解決することで、生徒間の深刻な対立や不登校等を防ぐことができます。

2

対等な人間関係作りの形成

相手を尊重し合える関係性の大切さを学ぶことで、生徒がより良い人間関係を築く力を育てます。

授業内容

デートDVとは

デートDVとは何かを、生徒の目線に立ちながらわかりやすく解説します。

被害後の変化と被害時にできる行動

被害を受けた後、どのような心の変化が起こるのかを実例やデータから紹介をして、デートDVの深刻さをお伝えします。
被害に遭ったとき、また身の回りで被害を受けた人がいた場合の適切な対応方法を解説します。

対等な関係について考える

チェックリストを活用し、対等な人間関係とはどのようなものかを考えます。自分らしさを大切にするなど、どのような考え方を持てば、対等な関係作りをもてるかをお伝えします。

ワークショップ

暴力ではなくコミュニケーションで気持ちを伝えることの重要性を伝えられるように、アサーションの考え方を紹介します。
実際に自分の気持ちを伝え、相手を尊重するコミュニケーションの方法をワークショップ形式で体験します。

・本授業は100分(50分×2コマ)での実施事例です。1コマのみの実施も調整可能です。
・内容は学年や学校様の状況に合わせて変更しています。
・クラス単位、学年全体のどちらの形式でも講習は実施しています

授業のゴール

この授業では、生徒たちが対等な人間関係を築く力を身につけることを目指しています。
恋愛関係をはじめとした、友達・家族・クラスメイトなど、すべての人間関係において『対等でお互いを尊重し合う関係』を築くための考え方を学ぶことが、デートDV予防授業のゴールです。

授業の効果

1

デートDVへの正しい理解

ほとんどの生徒は、デートDVを初めて聞くため、「これもデートDVになるのか」と新たな気づきが得られる内容となっています。境界線をしっかり理解できるよう、わかりやすく丁寧に授業を進めていきます。

2

自他尊重の考えが身に付く

自分を大切にできなければ、相手を大切にすることはできません。
この授業を通して、自分の気持ちを大切にすることの重要性に気づき、互いを尊重する姿勢を育みます。

1

対等な関係作り

「男だから」「女だから」といった固定観念にとらわれず、互いを対等な存在として認め合う考え方を学びます。
今後さまざまな人と関わるなかで、暴力や押し付けではなく、話し合いによって問題を解決する力も養います。

生徒の反応と先生の声

実際に自分たちで考えたり話したりする時間があって、自分のこととして考えられた。

高校1年生
高校1年生

デートDVって言葉しか知らなかったけど、どういう意味でどんな行為が含まれるか理解できた。

高校2年生
高校2年生

今までは自分には関係ないと思っていたけど、これからの人間関係に活かした。

高校1年生
高校1年生

導入をご検討中の先生方へ

代表 鈴木
代表 鈴木

「気づかないうちにパートナーを傷つけていたかもしれない」「自分がされたことはデートDVだったと知れた」生徒さんからそんな声が多く寄せられるのが、デートDV予防授業です。
この授業では、交際関係で起こりうる「暴力」や「支配的な言動」に気づき、自分や相手を尊重するコミュニケーションの方法を学びます。
「うちの学校ではどの学年に向けて実施すべきか?」「保護者への説明はどうすれば?」といったご相談からでも構いません。ぜひご連絡いただけますと幸いです。

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生徒一人ひとりが、健全な対人関係の中で安心して過ごせるよう、学校とともに取り組めることを心より願っています。

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