お知らせ

「#痴漢はみんなでなくすもの」中高生と大人それぞれに届ける、痴漢抑止ハンドブック制作プロジェクトを開始

鈴木彩衣音

NPO法人SISTERS(所在地:東京都新宿区、代表:鈴木彩衣音)は、性暴力のない社会を目指し、中高生向けのハンドブック(冊子)と大人向けのデジタルハンドブックを制作・配布するクラウドファンディングプロジェクトを開始いたしました。

痴漢についてのハンドブック制作プロジェクト「#痴漢はみんなでなくすもの」の紹介画像

プロジェクトの背景:なぜ今、ハンドブックが必要なのか

痴漢は決してめずらしいことではありません。調査によると、「女性の約5人に1人、男性では約12人に1人が、生涯のうちに痴漢被害を経験している」とされています。初めて被害に遭う時期として最も多いのは高校生、次いで大学生です。

痴漢は今の中高生にとっても最も身近な性暴力であるにもかかわらず、「仕方ないこと」「大したことではないこと」として扱われてしまっている現状があります。

痴漢についてのハンドブック制作プロジェクト「#痴漢はみんなでなくすもの」の紹介画像

プロジェクトの3つのポイント

  • 心理士監修の元で、中高生に痴漢についてのハンドブックを届ける。
  • 第三者の大人が痴漢目撃時にできることをデジタル冊子で発信。
  • 10代の被害者だけの問題にせず、痴漢をみんなの問題に。

中高生向けハンドブック:自分を責めなくていいと思える「お守り」

「被害にあった人は悪くない」というメッセージを中心に据え、中高生が理解しやすい内容・構成を心がけました。

  • 包括的性教育の視点に基づき、「バウンダリー(境界線)」や「同意」についても説明。
  • 性別に関係なく、だれもが被害者になりうることを前提に解説。
  • 臨床心理士(齊藤 梓 准教授)が監修し、フラッシュバック等に配慮。

配布先:電車通学の生徒が多い高校・私立中高一貫校を中心に、学校を通じて生徒一人ひとりに配布。保健室などにも設置予定です。

痴漢についてのハンドブック制作プロジェクト「#痴漢はみんなでなくすもの」の紹介画像

大人向けデジタルハンドブック:第三者の介入を促す

東京都の調査では、「第三者が声をかけるなどの行動をとった場合、96.8%の痴漢行為がその場で止まった」と報告されています。しかし、実際に行動した人は約1割にとどまっています。

  • 「”大丈夫ですか”と声をかける」、「隣に立つ」など、介入ハードルの低い事例を紹介。
  • 通勤中など、いつでもスマホから確認できるデジタル形式で制作。
  • 鉄道会社や地域施設と連携し、QRコードによる閲覧展開を目指します。
痴漢についてのハンドブック制作プロジェクト「#痴漢はみんなでなくすもの」の紹介画像

代表メッセージ(NPO法人SISTERS 代表 鈴木彩衣音)

「痴漢は犯罪であり、人権侵害であること。嫌だ、悲しいと感じるのは当たり前のことであること。そして、自分の体について決める権利は自分にあること。このハンドブックが、中高生にとって”お守り”のような存在になることを目指しています。大人である私たち一人ひとりが、痴漢の問題に自分事として向き合える社会。そんな『当たり前』を、みんなでつくっていきたい。」

痴漢についてのハンドブック制作プロジェクト「#痴漢はみんなでなくすもの」の紹介画像

NPO法人SISTERSについて

誰もが性暴力の被害者・加害者にならないために、全国の小学校・中学校・高校へ、性被害・性教育の予防授業を届けています。

Writer
SISTERS運営
SISTERS運営
記事URLをコピーしました