性暴力のない社会を目指すNPO法人SISTERS(所在地:東京都新宿区、代表:鈴木彩衣音)は、クラウドファンディングにて300名以上の賛同を得て制作した、痴漢についてのハンドブック『なんでもないふりしなくていいよ』の学校配布を開始いたします。
これに伴い、本日より全国の中学校・高等学校・専門学校等の教育機関を対象に、本冊子の無料配布(およびデジタル配信)の希望先を募集いたします。
本プロジェクトの背景:なぜ、いま中高生にこのハンドブックが必要なのか
痴漢は「仕方ないこと」「大したことではないこと」ではありません。しかし、通学という日常の中に深刻な被害が潜んでいるのが現状です。
- 深刻な被害実態:女性の約5人に1人、男性の約12人に1人が生涯のうちに痴漢被害を経験しています。
- 通学時間帯への集中:被害の70%は電車などの公共交通機関で発生しており、時間は通学時の朝夕に集中しています。
- 最多は高校生:被害者の36.4%は高校生であり、年齢別で見ると「16〜19歳」の割合が最も高くなっています。
ハンドブック『なんでもないふりしなくていいよ』の概要
本紙は「被害に遭った人は悪くない」というメッセージを軸に、性暴力支援を専門とする臨床心理士が監修。文部科学省が推進する「生命の安全授業」のカリキュラムの一部内容も含めた、10代の心に寄り添う「お守り」のような冊子です。
- 第1章:痴漢は、どうしていけないの? — 痴漢の定義・法的位置づけ・被害の実態データ・境界線や体の権利・被害後の影響
- 第2章:周りの人には何ができる? — 痴漢にまつわる誤った認識・二次加害・目撃時にできること・相談を受けた時の声がけ方法
- 第3章:[Q&A] こんなときは、どうしたらいい? — 被害時にできること・警察や公的機関の具体的な支援など
学校への配布方法(選べる2つの形式)
- 冊子(現物)での配布:学校側のご判断により、必要部数を自由にお選びいただけます。(例:保健室・図書室への数十部の設置、全学年・全生徒への配布など)
- デジタル(PDF)での配信:学校で配られるお便りにQRコードを掲載する方法や、生徒に支給されているタブレット端末へPDF形式で一斉配布することも可能です。
お申し込みから配布までの流れ
- STEP 1:申請フォームまたはお問い合わせ先からお申し込み
- STEP 2:配布部数の確定・SISTERSより折り返しご連絡
- STEP 3:2026年6月末以降、順次発送(またはデジタルデータ送付)
お申し込みフォーム:こちらからお申し込みください
NPO法人SISTERSについて
誰もが性暴力の被害者・加害者にならないために、全国の小学校・中学校・高校へ、性被害・性教育の予防授業を届けています。
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